広西チワン族自治区南寧市で病死した豚の肉でチャーシューを製造し、レストランに卸していた違法業者が摘発された。
2月5日の香港電台(RTHK)が伝えた新華社の報道によれば、南寧市公安局は1月、違法チャーシュー工場を摘発。製造・販売にかかわっていた17人を連行した。うち主犯格の7人はすでに刑事事件として勾留されている。
この工場では病死した豚の肉を1キロ12人民元で購入し、チャーシューに加工した後、1キロ34元で市内10カ所のチェーンレストランに卸していた。
公安が押収した問題の豚肉800キロからは狂犬病、呼吸器など6種類の疾病が検出された。調査員は、100キロのチャーシューを4000人が食べたと推算すると、市民の健康に与える影響は大きいとコメントしている。