中国メディアは、香港と中国本土の投資家の双方向の証券取引「滬港通(上海香港直通車)」が、10月13日に正式に施行されるもようだと報じた。最初のテストエリアの参入が許可された証券会社のリストもすでに上がっているという。
四川省の新聞『成都商報』は、上海証券取引所が今月24、25日の両日広州市で、批准が下りた各証券会社のスタッフに上海香港直通車の施行についての研修を行った。その際、講師が「10月13日の正式開通まで時間が非常に緊迫している」と語り、タイムスケジュールを明かしたと報じた。
また報道によると、中国本土ではすでに90社の証券会社が直通車の申請を行っているが、最初は規模の大きな証券会社がテストエリアでの営業を許され、中小規模の証券会社は今年11月から12月の第二および第三のテストエリアの開通から営業を行うとみられている。7月28日付け『星島日報』が伝えた。