「セントラル占拠行動」や暴力活動に反対し普通選挙実現を目指す「保普選反占中大連盟」の署名が間もなく100万人の大台に乗るもようだ。
7月26〜28日付香港各紙によると、署名活動は「幇幇香港 出声行動」召集人の周融氏らが発起人となって7月19日から始まり、1カ月の予定で行われている。セントラル占拠行動が先に行った住民投票を上回る80万人を目標としていたが、8日目の26日時点で81万2167人となって早くも目標を達成。27日までに93万5635人(うち非永住者は2201人)に達し、周氏は「100万人を突破することは確実」とみている。
27日は域内649カ所で署名活動が行われ、8月2日からはネットを通じた署名も可能になるという。梁振英・行政長官をはじめ多くの高官が署名したことをセントラル占拠の戴耀廷・発起人が批判したが、特区政府政制及内地事務局の報道官は規定には違反しないと述べた。(2014年7月29日『香港ポスト』)