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2013.05.28

六四集会「愛国」スローガンで参加者減少の懸念

壇上の支連会と昨年のゲスト、民主活動家の方政氏(2012年香港ビクトリア公園)

 6月4日夜、香港のビクトリア公園で香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)が主催する六四キャンドル集会が開催される。1989年の天安門事件の犠牲者を追悼する集会が香港で開催されるようになって24年。今年は「愛国」というスローガンに一部識者から疑問が起こり、集会参加をボイコットする呼び掛けが起きている。
 そんな中、5月27日に支連会は六四デモ行進を行った。デモ行進の参加者は1600人、昨年の2100人と比較して減少した。支連会の李卓人・主席はデモ参加者の人数に満足しているとし、「ファシズムの中国に香港の民主は屈しない」と強調。「キャンドル集会の参加者が少なければ一番喜ぶのは中国政府」「15万人の参加を期待している。ビクトリア公園を埋め尽くそう」とボイコット論を否定し、香港人に団結を呼び掛けた。
 また計画中の六四記念館について、現在までの募金額が350万香港ドルに上り、今年の9月までに500万香港ドルに達すれば年末か来年には記念館の建設が行えることを明らかにした。5月28日付け『明報』が伝えた。

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