米経済誌『フォーブス』は10月16日、中国本土の富豪ランキングを発表した。1位は純資産860億人民元を有する不動産デベロッパー「万達集団」の王健林・董事長。王氏の純資産は昨年の488億元から今年大幅に増加し、昨年2位から1位に上昇した。万達集団は大連市に拠点を置き、71軒のショッピングモールと40軒の5つ星ホテルを有する。
過去数年にわたって1位を独占し続けた飲料最大手「娃哈哈集団(ワハハ・グループ)」の宗慶後・会長は2位に後退した。3位は検索大手「百度(Baidu)」の李彦宏CEO(最高経営責任者)だった。
今年、本土の富豪数は急増しており、ランキング100位までの純資産の合計は前年比44%増の1兆9276億元、400位までの純資産の合計は同35%増の3兆4746億元となった。ランキングトップ10は以下の通り。10月17日付け『星島日報』『人民網』などが伝えた。
順位 | 氏名 | 社名 | 資産 |
---|---|---|---|
1位 | 王健林 | 万達集団 | 860 |
2位 | 宗慶後 | 娃哈哈 | 683 |
3位 | 李彦宏 | 百度 | 677 |
4位 | 李河君 | 漢能 | 665 |
5位 | 馬化騰 | 騰迅 | 622 |
6位 | 魏建軍 | 長城汽車 | 549 |
7位 | 楊恵妍 | 碧桂園 | 439 |
8位 | 馬雲 | アリババ | 433 |
9位 | 何亨健 | 美的 | 415 |
10位 | 劉永行 | 東方希望 | 372 |
※単位:億元
資料:『人民網』