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2013.07.13

汎珠江デルタ9省、第1四半期GDP

 先ごろ、中国本土31省の第1四半期GDP(経済成長)伸び率が公布された。汎珠江デルタ9省はすべて全国平均の7.7%(前年同期比)を上回った。うち、雲南、福建、海南、広東の4省はプラス成長を維持したが、残り5省はマイナスとなった。また伸び率が増加した4省のうち雲南、貴州の各省はともに同12.6%増だが、貴州省は昨年より0.4%下落した。
 ただ、貴州省は投資の受け入れに積極的で、北京で開催された優秀民営企業の誘致活動で129プロジェクトの契約に成功。すでに46プロジェクトが着工し、資金総額は22億7600万元となっている。また運営が始まった工業団地は66カ所、入居率は51.16%だという。同省の2013年のGDP伸び率は同14%増が確実視されており、同16%増の高目標を掲げている。
 広東省は増加幅が最低だったものの、GDPの総額は1兆元を超え、全国首位となった。汎珠江デルタ経済圏は地域ごとに発展に大きな差はあるものの、これまでの華南の発展は力強く西南は弱いといった傾向に変化が出ており、華南の発展が緩やかになる反面、西南が加速する傾向が表れ始めている。

9省第1四半期GDP 

地区 総額 伸び率 成長速度
福建 3713.44 11.3% 0.4%
江西 2712.3 10.3% -0.7%
湖南 4658.8 10.1% -1.8%
広東 12612.88 8.5% 1.3%
広西 2779.39 10.5% -1%
海南 734.62 10.5% 2.5%
四川 5437 10.2% -2.9%
貴州 1231.86 12.6% -0.4%
雲南 2260.42 12.6% 1.8%

※前年同期比 単位:億元
資料:『汎珠三角合作信息』

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