中山大学が公布した中国本土の就労リポート『中国労働力動態調査:2013年報告』で、就労者の45.44%は残業代が支払われないサービス残業をしていることが分かった。
リポートによると、就労者の3分の1以上は毎月残業をしていたが、残業代が支払われていたのは45.47%しかおらず、残業時間が休暇で穴埋めされていたのは5.44%、残業代を支払いかつ休暇で穴埋されていたのは2.03%で、残りの45.44%はサービス残業をしていた。
就労者の能力については、2012年の本土の就労者のうち97.17%は学校教育を受けており、最も多いのは中学校卒業で40.6%、次いで小学校卒業の23.70%、高校卒業の11.82%、大学・専門学校卒業の9.18%。過去に専門の職業訓練を受けたことがある人は14.87%だった。
また、全体の4分の1近くは外国語が理解できたがレベルは高くなく、会話と読み書きが比較的スムーズにできるのは22.59%だった。12月16日付け『星島日報』が伝えた。