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2013.04.21

広州交易会、本土・東南アジア向けが好調

 4月19日、第113回広州交易会第一期が閉幕した。2007年に輸出エリアにオープンした香港館では、香港貿易発展局(HKTDC)の呼び掛けで今回は香港系企業15社が出展し、昨年10月の4社から大幅に増加した。
 HKTDCによれば、今回の交易会では参加企業の多くが予想を上回る成約高となっており、中国本土の中産階級の購買力が上がったことで、デザイン・品質の両面を兼ね備えた商品の需要が倍増した。また東南アジアや中東のバイヤーの反応も良く、防水材料を生産する香港系企業は、防水機能が本土の同様の製品よりも優れているので、仮に価格を2倍以上に設定しても売れただろうと語ったという。
 その一方、欧米向けの商品を扱う企業では成約が振るわず、静電気ダスト除去クリーナーを販売する香港系企業Neotechは、昨年の秋よりも今年は良くなると期待していたが、結果は昨年よりも悪かったと語った。同社では、今年第1四半期の輸出も回復がみられず、今年通年の輸出も不安をぬぐえないという。4月21日付け『明報』が伝えた。

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