8月1日、ギャンブルの監督・監察などを行う澳門(マカオ)博彩監察協調局は、7月のカジノの総収益は前年同月比20%増、前月比4.3%増の294億8500万パタカに達したと発表した。今年1〜7月のカジノの総収益は2009億3200万パタカで、上昇幅は前年比15.9%だった。
中国政府が高官などの汚職取り締まりを強化したことがマカオのカジノ業界にも影響を与えるとみられていたが、結果は大幅な増益となった。市場予測を上回る数字に、カジノ関連の株価は総じて上昇。8月6日に第2四半期の業績を発表する予定の美高梅(MGM)の株価は2.3%上昇し、過去最高値の23香港ドルとなった。8月2日付け『星島日報』が伝えた。