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2014.06.12

資産1億米ドル 香港のスーパー富裕層比率は世界一

 人口わずか700万人の香港だが、資産1億米ドルを有するスーパー富裕層の比率が世界で最も多い国・地域であることが、先ごろ米国のボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が発表した最新リポートで分かった。

 リポートは昨年のデータを基にしたもので、香港には少なくとも1億米ドル(約7億8000香港ドル)の資産を有する家庭が417戸あり、比率では世界一多い10万戸中16.8戸だった。2位は同中11.3戸のスイス、3位は同9.3戸のオーストリア。各方面で香港と比較されることの多いシンガポールは同7.4戸で5位だった。

 また、百万米ドルを超える資産を有する世界の百万長者は2012年と比べて昨年は19%増の1630万戸で、全世界の家庭の1.1%を占めた。百万長者の数は米国が最も多い713万5000戸、2位は中国本土の237万8000戸、3位は日本の124万戸。香港は23万8000戸で11位だったが、人口との比率では同9.6%で世界4位だった。6月11日付け『信報経済新聞』が伝えた。

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