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2014.07.25

大手香港紙オーナー 民主派への献金認める

 『りんご日報(アップルディリー)』などを発行する壱伝媒集団(ネクストメディア)の黎智英(ジミー・ライ)会長は7月22日、民主派への献金を認めた。

 23日付香港各紙によると、ネクストメディア傘下のネット番組「一錘定音」に出演した黎氏は暴露された書類が本物で、献金した事実を認めた。ただし香港を混乱させる目的や外国勢力の資金であることは否定した。選挙条例や立法会の議事規則では献金の申告が義務づけられているが、献金を受けたとされる民主派議員らはみな申告しておらず、献金を否定する者も多い。また黎氏のミャンマー視察については米中央情報局(CIA)による資金提供をごまかすためとの見方もある。

 黎氏は台湾や日本ともビジネスを行っているため、資金の往来をより複雑にしてCIAによる反中活動や他のアジアでの反政府活動の便宜を図る狙いという。黎氏は昨年、ミャンマーの反政府組織とされるNGOに約30万米ドルを寄付していることも明らかになった。(2014年7月24日『日刊香港ポスト』

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