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2012.12.19

省委書記交代、汪洋氏は北京へ

 中央経済工作会議の閉幕後の人事異動で、広東省の省委書記を現在の汪洋・中央政治局委員(57歳)に替わって胡春華・中央政治局委員(49歳)が務めることが決まった。汪氏は副総理に就任する見通し。
 12月19日付香港紙『星島日報』『明報』によると、胡氏は湖北省の貧しい農村出身。北京大学卒業後、自ら希望してチベット自治区で19年間職務に就いた。共青団中央書記処書第一書記、河北省省長を経て2009年から内モンゴル自治区党委書記に就任。経歴が胡錦濤・総書記と似ていることから「小胡錦濤」と呼ばれている。内モンゴル自治区党委書記は王君・山西省省長の異動が決まっている。
 一方、副総理に就任する見通しの汪氏は安徽省出身。5年間広東省の省委書記を務め、在任中は大規模な産業転換を押し進めた。また汕尾市烏坎(ウカン)村で発生した住民運動の際にも政治手腕を発揮した。

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