労働者の日、5月1日のメーデーに合わせ広東省で最低賃金の引き上げが行われた。月給はこれまでの1300元から1550元。花都や番禺、南沙といった省内の比較的給与レベルの低い地区の最低賃金も同額に引き上げられる。
広東省人社庁(人力資源・社会保障庁)労働監察局は、最低賃金規則を守らない企業には警告を行い、それでも差額を支払わない場合は給与額の50%から2倍の賠償金支払いを命じるとしている。
国務院人力資源社会保障部によれば、改訂後の最低賃金は今回の広東省を含め全国8省で施行されており、平均上昇幅は13.8%となっている。また、5月1日は香港でも最低賃金の引き上げが実施されており、時給はこれまでの28香港ドルから30香港ドルとなった。5月1日付け『星島日報』香港電台(RTHK)が伝えた。