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2013.01.26

広東省のGDP、昨年は10.2%今年は8%目標

 広東省人民代表大会が開幕し、朱小丹・省長は就任後初の政府報告で昨年1年間の同省の生産総額は5万7000億人民元、GDP(経済成長率)は前年比10.2%増だったと発表。今年のGDP目標を同8%、1人当たりのGDPを同7%に定めたことを公表した。
 昨年のGDPは一昨年に引き続き全国首位となり、市民1人当たりの生産総額は5万4000元。財政の総収入と地方公共財政予算収入はそれぞれ1万4700億元余りと6288億元で、同省経済がさらに拡大したことを示す数字となった。
 また、物価は安定した水準を保っており、昨年の消費者物価指数(CPI)は前年比2.9%の上昇にとどまり、全国平均を下回った。このほか報告には、貿易自由化の実現に向け広東省と香港、マカオ、台湾との協力関係を積極的に推し進め、港珠江大橋、広州ー深圳ー香港間の高速鉄道などの越境インフラプロジェクトを加速させるといった内容も盛り込まれた。1月25日付け香港電台(RTHK)が伝えた。

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