10月15日から始まった第114回中国進出口商品交易会(広交会)の第1期が19日に閉幕した。『新華社』の報道によれば、18日までの来場者数は9万2100人で前年同期の9万3500人からわずかに減少。今年4月の交易会1期の10万3300人からは明らかな減少となった。『新華社』は、交易会の数字から世界経済が未だ安定した回復基調に乗っていないことがうかがえると論じている。
交易会1期の主な取り引き商品は本土の主要輸出品である電気機器と鉱物・化学物質などで、中国機電産品進出商会の統計では成約額は前年同期比0.5%増の125億米ドルだった。うち、照明設備の成約額は好調な伸びをみせたが、家電製品はわずかに減少した。また、自動車部品・電子消耗品類などの成約額は減少した。国・地域別では米国とBRICsの成約額が増加した一方、欧州・東欧などは減少した。10月21日付け『星島日報』が伝えた。