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2012.12.24

「京広高速鉄道」高額運賃に不満の声

 輸送距離世界最長の鉄道「京広高速鉄道」が26日に全線開通する。だが北京ー広州間の普通席が大人1人865人民元、ビジネスクラスは同2720人民元という運賃の高額さや、運行開始後はこれまでの普通列車が運休となり、多くの乗客は高速鉄道以外の選択肢が無くなるこから、ネット上で強い不満の声が出ているようだ。
 同高速鉄道は全長2298キロメートル。使用車両は設計時速350キロメートルのイニシャルGの「和諧号」。ただ当面は時速300キロメートルで運行する。始発から終点までの所要時間は8時間前後。また、時速250キロのイニシャルDの和諧号も運行予定で、運賃はGよりもやや安く設定している。チケットは12月20日の発売開始から2日間で46%しか売れていないという。
 一方、航空各社では国内線の運賃を値下げする動きがみられ、武漢ー北京間を大人1人150人民元、燃料サーチャージ込みでも300人民元余りに調整する航空会社も出ている。また、石家荘ー武漢、長沙間がすべて運休になるだろうと語る業界関係者もいるという。12月23日付香港紙『星島日報』が伝えた。

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