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2013.11.02

中国独身男性最多都市ランキング、1位は広東省

 近年、中国本土の独身者は増加傾向にあり、結婚適齢期の独身男女は総人口の5分の1を占める2億4900万人に達し、1が並ぶ11月11日は独身者の日「光棍節」と呼ばれるようになった。この光棍節を前に、あるお見合いサイトが発表した「中国独身者最多都市ランキング」で、独身男性が最も多い都市の1位に広東省が輝いた。2位以下は北京市、江蘇省、山東省、河南省、四川省、雲南省、河北省、湖北省、上海市の順となった。
 独身者の数は各地域の生活習慣、仕事のプレッシャー、男女比、価値観などと関係があり、全国の独身者の11%を抱える広東省では独身男性が多い理由として、仕事が忙し過ぎて生活のリズムが速い、プレッシャーが多い、恋愛する時間がないなどが挙げられた。
 本土では独身男性の増加原因の一つに男女比の不均衡が指摘されている。中国国家統計局のデータによれば、2012年に生まれた新生児の男女比は女児100人に対し男児117人。男児を尊ぶ中国人の伝統的な価値観が影響しており、加えて女性の高学歴化と社会進出で独身女性が増えていることも男性の伴侶探しを難しくしているとみられている。ちなみに同調査で独身女性が最も多い都市は北京市だった。11月1日付け『鳳凰網(ifeng.com)』が『金羊網』の報道として伝えた。

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