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2013.04.06

15年には江蘇省に負ける「GDPなければ不幸」

 「GDPがあるからといって幸せではないけれど、GDPがなければ絶対に不幸せになる」。広東省統計局の幸暁維・局長はこう語り、現在広東省は経済成長で全国トップだが、2015年には江蘇省にその地位を奪われるだろうと予測した。
 先きごろ広州市で行われたフォーラムで幸局長は、江蘇省の2013年のGDP目標は前年比10%前後、広東省は同8%であり、広東省はすぐに江蘇省に追い抜かれる可能性があると語った。幸局長はまた、胡春華・広東省委書記が昨年の着任時に、安定した経済成長にあぐらをかかず産業構造の転換を押し進めなければならないと述べたことを挙げた。
 広東省がトップの座を維持するには珠江デルタが力を発揮し続けるしかない。先きごろ、東莞市の高官から一部に成長目標の低い地域があると指摘されたことを受け、同市厚街鎮は当初目標の同6%を7.5%に引き上げた。他の鎮や街でもこれに続き目標を引き上げる動きがでるとみられる。4月5日付け『星島日報』が伝えた。

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