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2012.12.15

世界最長の鉄道、北京ー広州間26日全線開通

深圳市内を走る和諧号

 中国鉄道部は14日、北京ー広州間の高速鉄道が26日に全線開通すると交付した。
 新幹線「和諧号」が走るこの鉄道は「北広鉄路」と呼ばれ、全長2298キロメートル、時速300キロメートル、始発から終点までの所要時間は8時間前後、ルートは北京ー河北省石家荘市ー河南省鄭州市ー湖北省武漢市ー湖南省長沙市ー広東省広州市。中国の南北交通の大動脈となり、輸送距離は世界最長。未開通だった北京ー鄭州間が26日に開通することで全線開通となる。
 広州紙『南方都市報』によれば、広州ー北京間は1日3便運行予定、うち1便は深圳北駅発になるとみられ、運行時間は約10時間。深圳ー香港間の高速鉄道が2015年に開通すれば、香港ー北京間を結ぶ鉄道となる予定だ。12月14日付香港紙『星島日報』、12月15日付『明報』が伝えた。

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