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2013.01.05

1時間生活圏へ「広珠城際鉄路」が全線開通

 2012年12月31日、広州と珠海を結ぶ全長約180キロの「広珠城際鉄路」が全線開通した。広州南駅ー珠海駅の所要時間は1時間12分。同鉄道は珠海デルタの1時間生活圏実現に向けたインフラ整備の一環として2005年から工事が進められていた。
 2011年1月から一部運行を開始しており、12月31日に珠海北駅から唐家湾、明珠、前山、珠海の4駅の運行開始により全線開通となった。うち珠海駅はマカオへの通関である拱北税関・出入境管理所まで徒歩5分の距離。同鉄道は今後、珠海駅から珠海空港まで横琴島を経由して延伸する予定。また横琴島でマカオ側の路面電車と接続する計画だという。
 同鉄道の始発から終点までの乗車運賃は1頭が大人1人90元、2頭が同70元。当初発表された金額の3〜4割高くなっているが、これについて広珠城際鉄路公司は、「全線開通していなかった当初は運賃を安く設定したが、運営上銀行の利息を上乗せしなければならず、価格調整を行った」と説明している。1月1日付け『星島日報』が伝えた。。

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