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2012.12.15

順徳区の企業「最強の世界の終末福利」

 マヤ文明の暦で「世界の終わり」とされている12月21日、広東省仏山市順徳区では同日を休日としたり、2万元の福利金を与える企業も出ており、中国本土のネットユーザーは「最強の世界の終末福利」と讃えている。
 12月14日付香港紙『星島日報』が『仏山日報』の報道として伝えたところによると、ある企業はスタッフにこのような通知をした。皆さんは世界の終わりを信じていないかもしれませんが、それでも皆さんの不安を考慮しました。最後の日の準備をし、リラックスして過ごすため、我が社は21日を休日としますーー。さらに通知には注意事項として「同社は『ノアの方船』は提供いたしません。船代が高額なので目下のところ補助金は出さない予定です」「もしも22日の太陽が昇ったら通常出勤して新しい光を迎え、遅れた業務を取り戻しましょう」と書かれていた。このようなユーモアを交えた注意事項は同日を休日にした他企業にもみられるという。
 また、ある包装関連の企業は21日から3日間を有給休暇とし、2万元の福利金を与える上、ワーカーらの家族の梱包機械の使用を無料にしたという。

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