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2012.12.06

「暗黒の3日間」ロウソクとマッチのパニック買い

 「2012年12月21日、地球は世界の終わりを迎え3日間暗闇に包まれる」。四川省の一部地域ではこのようなうわさが流れ、ロウソクやマッチのパニック買いが起きている。
 12月6日付『新華網成都』によれば、食料品店が集まる市内のショッピングモール「西南食品城」では、ほとんどの店に箱入りのロウソクとマッチが積み上げられている。ある店主は「数日前から突然多くの客がロウソクを買い求めるようになった。ただ最初はお客自身も状況がよく分からず買っていたようだ。その後『暗黒の3日間』のうわさを知った。ロウソクは今品薄状態」と語った。
 「暗黒の3日間」のうわさは1年ほど前からインターネット上で流布し始めた。内容は、マヤ文明の暦で「世界の終わり」とされている2012年12月21日の終末日を科学者が認め、「同日、地球は3日間暗闇に包まれる」と語った。この現象は地球の時刻の入れ替えであるーーといったもの。最近になってうわさは再び四川省の内江市、成都市などに口伝えで広まり、「暗闇になる」「暗闇になりさらに停電する」「ライターすら着かなくなり、ロウソクしか使えなくなる」などいくつかの異なる内容で広まっているという。

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