News & Event

2014.06.08

唾液入りビール 長沙のレストランで飲み残し販売の疑い

 湖南省長沙市の有名レストランで客が飲み残したビールを集めてビール樽に入れ、泡を加えて「青島ビール」として再度客に提供していた疑いが出ている。6月7日付け『星島日報』は「『唾液(だえき)入りビール』販売の疑い」と報じ、専門家のコメントとして、飲み残しのビールは不衛生で感染症のリスクがあるとして、中国本土で飲食する際は注意するよう警告した。

 6月初め、長沙市の記者が店内で密かに撮影した映像には、店員が客の飲み残しのビール瓶を店のすみに集め、客が帰った後に店内の生ビールの樽の中に入れているところが映っていた。
 事情を知る人物は、飲み残しのビールは生ビールの樽に入れられ、泡を加えて他の客に販売されていると語った。

 事件発覚後の6月5日、長沙市の衛生局や商務局などがこの店の抜き打ち検査を行った。経営者は飲み残しのビールを店員が集めていたことは認めたが、店員が自分たちで飲むためであり、客に出すようなことはしていないと強調したという。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る